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大村彦太郎 (初代)[おおむら ひこたろう] 大村 彦太郎 (初代)(おおむら ひこたろう(しょだい)、寛永13年(1636年)〔『白木屋三百年史』 白木屋、1957年3月18日。〕 - 元禄2年1月20日〔(1689年2月9日))は、江戸時代初期の近江商人。百貨店白木屋の創業者〔。 == 略歴 ==
=== 幼少期 === 白木屋創業者である初代大村彦太郎は、寛永13年(1636年)近江坂田郡長浜村(現滋賀県長浜市)に生れた〔。幼名は彦四郎、諱は可全(よしまさ)と言う〔。父は「大村孫右衛門(道与)」、母は長浜の材木商河崎源兵衛(定幸)の娘「辰」と言い、弟に四郎三郎がいた。父は京都で「菊屋」の名で材木商を営んでいたと伝えられている〔。大村家過去帳によれば、父孫右衛門は寛永17年10月30日(1640年12月13日)に没し〔、彦太郎は数え7歳で父を失った(別の記録では数え5歳で父死去とされている)。彦太郎と弟四郎三郎は、母辰と共に母の実家河崎家に引き取られ、母の弟河崎源兵衛(定利)に養育された〔。河崎源兵衛(定利)には鍋と夏と言う二人の娘がおり、後に夫々彦太郎と四郎三郎に嫁いだ。なお、母辰も寛永年代(1624年 - 1645年)に亡くなっている。また、彦太郎は一時期、父孫右衛門の妹の嫁ぎ先である三輪道祐宅にも寄寓したとされる〔「滋賀県百科事典」 「大村彦太郎」の項(滋賀県百科事典刊行会編 大和書房 1984年)〕〔「白木屋三百年史」 「白木屋の祖先大村家」の項(白木屋 1957年)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大村彦太郎 (初代)」の詳細全文を読む
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